内容説明
誕生から老いまで―女性の生涯を縦軸に、ビデオ化されている劇映画の中の女性の生き方を横軸に置きながら、女性学を学ぼうとするテキスト。なにげなく見ている映画にひそむ問題を発見していく喜びを味わいつつ女性学の世界へ。第一線の研究者が討論を重ねて作りあげた。大学、社会教育、生涯教育の教材として好適。
目次
女の子はつくられる
愛する女・愛される女
女性と創造／達成
セクシュアリティ―この不可思議なもの
女性の力で社会は変わるか
働く女たち
妻と夫の風景
産む／産まない／産めない
子どもを育てるということ
家族とは何か
母と娘の関係
女の友情
バイオレンス・カルチャー
老いと成熟
女性学のフロンティア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさ
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再読。 昔ある女の子に女性学とか勉強してそうと言われる。女性の事は分からないけど研究はする。何でもディープな所まで探求する所がウリなので。 この本は赤毛のアンやプリティウーマンなどの女主人公の映画を題材に、妊娠や結婚、子育てなど伝統的に女性が直面する問題などが書かれています。 母親が子供を思い通りに動かしたがるというのは、自分の人生をも賭けた自己実現の戦いなんだとここでは書かれています。 2015/05/26
