内容説明
本書は、著者がこれまでに発表した統治機構に関する11篇の論文を集めたものである。
目次
序論 統治機構論の視座転換
補論 「戦後憲法学」雑感
第1部 政治の領域(現代デモクラシーの課題;「国民主権」の諸形態―「誰の意思が」から「いかなる意思が」へ;「国民内閣制」再論;議院内閣制―国民内閣制的運用と首相公選論;内閣責任制のメカニズム)
第2部 法の領域(立法・行政・司法の観念の再検討;司法の観念;司法制度の憲法的枠組―法の支配と司法権;憲法変遷論にみられる混乱の若干の整理)
著者等紹介
高橋和之[タカハシカズユキ]
1967年東京大学法学部卒業。東京大学助手、法政大学教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は憲法学、国法学、情報法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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