商標 (第6版)

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  • サイズ A5判/ページ数 1016/高さ 23cm
  • 商品コード 9784641143159
  • NDC分類 507.26
  • Cコード C3032

出版社内容情報

商標法は,商標法条約の締結,マドリッド・プロトコールの発効に代表される国際化の流れに大きく影響を受けている。それを受けて今回の改訂では,平成11年の法改正およびマドリッド・プロトコールの解説とその後の判例を加え,アップ・ツー・デートな内容とした。
「国際登録」の新しい章を加えるとともに,最近までの重要な判例を図入りで補充するとともに,平成11年改正法について詳細な解説を行った。実務家,試験受験者に必備の書。

   《主な目次》
第1章 序 説
第2章 社会的事実としての商標
第3章 商標法上の商標概念
第4章 商標の登録要件
第5章 商標の類否
第6章 商品および役務の区分ならびに商品および役務の類否
第7章 連合商標・防護標章・団体商標
第8章 登録出願
第9章 国際登録
第10章 商標権の効力
第11章 使用権および担保物権の設定
第12章 商標権の侵害
第13章 商標権の移転
第14章 商標権の消滅
第15章 登録異議申立てによる商標登録の取消し
第16章 商標登録の無効
第17章 手続等
参考文献・事項索引・条文索引

内容説明

本書は、商標法の解釈運用についての統一的な理論づけを試みたものである。その背景として、旧法の下における学説、判決例、審決例等をも可能な限りにおいて紹介することにより、現行法との関係を叙述するよう努めるとともに、工業所有権法の中でも特に国際性の高い商標法の性格にかんがみ、主要諸国の立法例との比較法的研究にも意を用いた。第6版では、マドリッド・プロトコールの実施に伴い新たに規定された改正商標法(平成11年法律第41号)中の諸条項について解説を加えるため、新たに「第9章 国際登録」の章を設けた。また、プロトコール加入に伴い強化された、登録前の商標登録出願に係る権利に関する改正規定についても所要の解説を加えた。さらに審判決例については、4~5年前以降の主要判決について掲載可能なものを審判決例のリストに加えた。

目次

序説
社会的事実としての商標
商標法上の商標概念
商標の登録要件
商標の類否
商品・役務の区分ならびに商品・役務の類否
連合商標・防護標章・団体商標
登録出願
国際登録
商標権の効力
使用権および担保物権の設定
商標権の侵害
商標権の移転
商標権の消滅
登録異議申立てによる商標登録の取消し
商標登録の無効
手続等

著者等紹介

網野誠[アミノマコト]
昭和15年10月高文行政科合格。昭和16年3月東京大学法学部卒業。同年4月商工省入省。昭和23年4月~平成5年3月日本大学法学部講師。昭和26年6月~特許庁外国課長、通産省課長、参議院法制局課長、通産局部長、特許庁審判長等歴任。昭和43年6月通産省退職、日本合成アルコール(株)常任監査役、網野特許法律事務所開設。昭和45年4月~昭和58年北里大学教授。昭和50年6月~平成11年6月(財)日本国際工業所有権保護協会監事。現在、網野特許法律事務所所長、弁理士、法学博士。日本工業所有権法学会理事
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