文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641162495
  • NDC分類 709
  • Cコード C3033

出版社内容情報

文化・創造的産業における多様な主体間のコーディネーションを生み出し、創造性の発揮を実現する公共政策をデザインする。

内容説明

創造性の発揮へと導く政策をいかにデザインするか。文化の機能の革新とも言うべき「創造性」の視点からの文化・産業・都市政策のデザインについて、文化経済学、文化政策学、財政学など幅広い視点に立脚しつつ、文化と経済の相互作用に着目してまとめあげた待望の意欲作。

目次

第1部 創造性を支援する文化支出の理論的基礎(芸術・文化と財政;分権型社会における文化支出の理論的基礎)
第2部創造性の公共政策に向けて(創造性と財政システム―文化政策の視点から;文化政策の評価)
第3部 都市・地域の創造性を支える金融システム(コミュニティ再生における地域通貨の理論的位置;創造性を発展させる地域金融のデザイン―3つのセクターを視野に入れた資金循環)
第4部 創造的都市の理論と現実(福祉国家から創造的都市へ―スウェーデンとフィンランドを中心として;創造的都市論への理論的アプローチ―場と関係性の概念を中心として ほか)

著者等紹介

後藤和子[ゴトウカズコ]
1954年生まれ。1976年京都大学理学部卒業。その後、学童保育、おやこ劇場、高校講師等を経て、1993年京都大学大学院経済学研究科入学。1998年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、京都大学博士(経済学)。1998年埼玉大学経済学部助教授。埼玉大学経済学部教授(2004年~、専攻:財政学、文化経済学)、文化経済学会“日本”理事、『文化経済学』編集主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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