歴史文化ライブラリー<br> 隠居大名の江戸暮らし―年中行事と食生活

歴史文化ライブラリー
隠居大名の江戸暮らし―年中行事と食生活

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642054744
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0320

内容説明

近世の大名は、時々国元へも帰ったが一生の大半を江戸で過ごした。殿様の仕事と経費、行事と儀礼、食事と献立など、暮らしの実態を克明に描く。隠居後の贅沢な食道楽と遊興は、グルメの現代人をも驚かせるものがある。

目次

『臼杵藩稲葉家奥日記』と大名の生活文化―プロローグ
臼杵藩の江戸屋敷と公務
江戸屋敷の行事と儀礼
大名の生活と遊興
幕藩体制の崩壊と暮らしの変化―エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

10
豊後臼杵藩奥日記を素材として大名家の儀礼や行事、食生活について紹介した一冊。この著者の本は2冊目ですが、安定のつまらなさ。情報量は豊富なのに山もなく谷もなくただただ事実を羅列するだけで、これではせっかくの「食材」が泣きます。2020/01/19

wang

3
江戸時代後期の臼杵藩稲葉家の江戸屋敷などの勝手記録を元に大名家の暮らしぶりを探る。上屋敷、国元、奥などもあるが特に下屋敷の記録が豊富なため隠居した大御所の分量が多いので表題のようになっている。鰻の記録が見られるようになるのが天保以降で50年前は江戸にうなぎ屋がほとんどなかったという記述があったり、肉食や天ぷら、醤油などの登場時期回数の変化なども食生活がうかがわれ面白い。マグロやふぐが庶民の食事というのも。ただ項目の列挙が多く、生活を再現する内容の厚みがなく、文章力も低く読み物としての面白みがない。2015/11/02

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