歴史文化ライブラリー
邪馬台国の考古学

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055130
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0320

内容説明

邪馬台国とは何か。女王卑弥呼の鬼道とは何か。最新の考古学成果をもとに2~3世紀の古代日本の実像を描く。各地の居館・祭殿・墳墓の比較や、土器・鏡・織物など出土遺物を通して、邪馬台国の位置と時代を検証する。

目次

卑弥呼の居館と鬼道(卑弥呼の居館;卑弥呼の鬼道)
卑弥呼の鏡(地域による三世紀中葉の鏡;三世紀中葉の日本列島の鏡種)
卑弥呼の墓(卑弥呼の墓を求めて;九州の大型墓 ほか)
三世紀の列島内交流(各地域の外来系土器;広域移動土器の動態)
倭韓の墳上・墳中の建物(墓壙外柱穴と類似遺構;墓壙内柱穴と類似遺構 ほか)

著者等紹介

石野博信[イシノヒロノブ]
1933年、宮城県に生まれる。1961年、関西大学大学院文学研究科修了。奈良県立橿原考古学研究所を経て、現在、徳島文理大学教授。主要著書に『古墳文化出現期の研究』『古代大和へ、考古学の旅人』『古代近畿と東西交流』『日本原始・古代住居の研究』『古代住居のはなし』
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