内容説明
真言密教の大成者=弘法大師空海。若き日の山林修行から入唐求法をへて、兜率への旅立ちに至るまでの全生涯を生き生きと描き出す。また伝教大師最澄と交わされた書状をもとに、二大巨匠の交友と決別、彼らをめぐる群像の動向のなかに、平安仏教の形成過程を探る。
目次
1 若き日の空海
2 出家入唐
3 虚往実帰―真言の受法
4 韜黙の禅思
5 高雄山寺での両部灌頂
6 真言宣布への歩み
7 曼荼羅壇場の建立
8 兜率への道
『高野雑筆集』と唐僧義空―あとがきにかえて
真言密教の大成者=弘法大師空海。若き日の山林修行から入唐求法をへて、兜率への旅立ちに至るまでの全生涯を生き生きと描き出す。また伝教大師最澄と交わされた書状をもとに、二大巨匠の交友と決別、彼らをめぐる群像の動向のなかに、平安仏教の形成過程を探る。
1 若き日の空海
2 出家入唐
3 虚往実帰―真言の受法
4 韜黙の禅思
5 高雄山寺での両部灌頂
6 真言宣布への歩み
7 曼荼羅壇場の建立
8 兜率への道
『高野雑筆集』と唐僧義空―あとがきにかえて