途上国の人口移動とジェンダー

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途上国の人口移動とジェンダー

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750315805
  • NDC分類 334
  • Cコード C0036

出版社内容情報

結婚・就労・移民など、様々な要因から発生するアジア・アフリカ・ラテンアメリカの女性の人口移動の実態を豊富なエータを基に分析・解明する共同調査研究論集。

第1章 途上国の女性移動者の移動フローと移動率
1 発展途上国女性の移動の背景
2 移動データ
3 女性の移動フローと移動率
3-1 女性の移動フロー
3-2 都市人口の性比
3-3 女性の移動率
4 女性の社会経済的特性別移動率

第2章 途上国における女性の年齢別移動率の推移とその特徴
1 典型的な人口移動スケジュール
2 DHSデータを用いた年齢別移動率の算出方法
2-1 DHSデータの特性
2-2 年齢別移動率の推定方法
2-3 分析対象国と分析対象期間
3 各国における人口移動スケジュールの推移とその特徴
3-1 年齢別移動率の推定方法の妥当性
3-2 各国における人口移動スケジュールの比較
3-3 各国における人口移動スケジュールの類型化

第3章 アジアの女性移動者
1 インドネシア、フィリピンの経済発展と都市化
2 インドネシア、フィリピン女性の社会経済的特性
2-1 教育水準と就業状況
2-2 女性の初婚年齢と配偶関係
3 国内人口移動と移動の性比
3-1 インドネシアの人口移動と移動性比
3-2 フィリピンの人口移動と移動性比
4 人口保健調査による女性移動者の要因分析
4-1 女性の社会

第6章 東部・南部アフリカの女性移動者
1 ケニア、ジンバブエの人口学的特性と女性の社会経済的背景
1-1 ケニア、ジンバブエの人口学的特性
1-2 ケニア、ジンバブエの女性の移動をめぐる社会経済的背景
1-3 女性の教育水準と就業状態
2 ケニア、ジンバブエの都市化と国内人口移動
2-1 都市人口の急増と都市化の動向
2-2 都市・農村人口の性比と人口移動
2-3 都市・農村間移動:男女の比較
3 人口保健調査における女性移動の要因分析
3-1 ケニア、ジンバブエ女性の社会経済的特性別移動
3-2 女性移動の要因分析

第7章 アンデス諸国と中米の女性移動者
1 移動の背景
1-1 政策的要因
1-2 農村における階層化
1-3 家族と女性の移動
2 DHSデータによる分析
2-1 女性移動の属性
3 結果
3-1 農村出身者の特徴
3-2 農村出身の都市在住者の特徴
3-3 都市への移動に対する規定要因
3-4 農村からの最近の移動者における特徴
3-5 最近の移動者に対する規定要因

第8章 ラテンアメリカにおける女性移動者
1 ラテンアメリカの女性労働の特性
2 ラテンアメリカ女性にみられる国内移

内容説明

本書は、1990年代のアジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカ諸国、約30カ国の人口保健調査の最新データによる、女性の移動状況を提供している。本書は、アジア経済研究所の平成10年度研究会「途上国移動者の国際比較」の成果をもとに、これまで研究が進んでいなかった発展途上国の国内人口移動者について、特に、女性移動者の特性や移動要因に重点を置き、ジェンダーの視点に留意し、改訂したものである。本書で扱う人口保健調査は個人データであるため、各国人口センサスでは利用ができない移動背景に関する詳細な情報を有しており、本書は、国別・地域別の女性移動の状況や要因について、国際比較可能な形式でこれらの情報を提供している。

目次

第1章 途上国の女性移動者の移動フローと移動率
第2章 途上国における女性の年齢別移動率の推移とその特徴
第3章 アジアの女性移動者―インドネシアとフィリピン
第4章 中東・北アフリカの女性移動者―エジプト、モロッコ、チュニジアとトルコ
第5章 西アフリカの女性移動者―ナイジェリアとガーナの人口移動と女性のエンパワーメント
第6章 東部・南部アフリカの女性移動者―ケニアとジンバブエ
第7章 アンデス諸国と中米の女性移動者―ペルー、ボリビア、グアテマラ
第8章 ラテンアメリカにおける女性移動者―コロンビア、ブラジル、ペルー

著者等紹介

早瀬保子[ハヤセヤスコ]
日本貿易振興会アジア経済研究所研究主幹。日本女子大学学術博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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