日本植民地下朝鮮における学校体育政策

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  • サイズ A5判/ページ数 721p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750316857
  • NDC分類 372.21
  • Cコード C0022

出版社内容情報

近代朝鮮における学校体育の成立を踏まえ、日韓併合後の植民地政策と「近代化」の関わりを視野に入れながら、朝鮮人のみならず在朝鮮日本人に対する学校体育政策をも明らかにし、植民地学校体育政策の特質を解明する。

 序章

第一部 朝鮮近代体育の成立と展開
 第一章 開化運動と近代体育の萌芽
 第二章 学校制度の成立と展開

第二部 植民地学校体育政策の成立
 第三章 第一次朝鮮教育令と学校体育政策
 第四章 在朝鮮日本人の学校体育政策
 第五章 武断政治期の学校体育政策の展開

第三部 植民地学校体育政策の展開
 第六章 第二次朝鮮教育令下の学校体育政策
 第七章 朝鮮における学校軍事教練の実施過程
 第八章 準戦時体制期の学校体育政策

第四部 植民地学校体育政策の解体
 第九章 皇民化政策と学校体育
 第十章 戦力増強の体育と国民学校体錬科の成立
 第十一章 青年の体力管理と錬成
 第十二章 決戦体制期の学校体育政策

 終章 研究の総括と今後の課題

 資料
 索引

内容説明

本書は、全体としては、朝鮮近代体育の主体的確立過程の存在を確認するとともに、それに対して日本がどのようなことを行ったかを明らかにしようとしたものである。特に、侵略と植民地支配によって朝鮮近代体育がどのような影響を受けてきたかを明らかにしようとしたものである。

目次

第1部 朝鮮近代体育の成立と展開(開化運動と近代体育の萌芽;学校制度の成立と展開)
第2部 植民地学校体育政策の成立―武断政治期の学校体育政策(第一次朝鮮教育令と学校体育政策;在朝鮮日本人の学校体育政策 ほか)
第3部 植民地学校体育政策の展開―「文化政治」期から準戦時体制期の学校体育政策(第二次朝鮮教育令下の学校体育政策;朝鮮における学校軍事教練の実施過程 ほか)
第4部 植民地学校体育政策の解体―戦時体制期の学校体育政策(皇民化政策と学校体育;戦力増強の体育と国民学校体錬科の成立 ほか)
研究の総括と今後の課題

著者等紹介

西尾達雄[ニシオタツオ]
1950年生まれ、鳥取大学教育地域科学部・教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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