One theme books<br> グローバリズムの終宴―アジア危機と再生を読み解く三つの時間軸

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グローバリズムの終宴―アジア危機と再生を読み解く三つの時間軸

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757120099
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

市場原理主義に立つIMFや世銀にアジアをかく乱されてはならない。脱ドル、脱アメリカなしにアジアの再生はない。火を吐くようなアジア経済、日本経済への提言。

内容説明

ウォール・ストリートに主導され、世界を席捲するかにみえたグローバル資本主義が危機に瀕している。東アジア諸国は、不安定なドルのみを基軸通貨とする体制では、経済安定化と成長の回復は困難である。東アジアは、脱ドルという意味での脱アメリカを必要としている。

目次

起の章 グローバリズムの終焉(20世紀末の東アジア;東アジア・ダイナミズムを読み解く三つの時間軸)
1章 通貨・金融・経済危機―出来事の時間軸(高度成長から通貨・金融危機へ;アセアン諸国の経済危機)
2章 世界経済の長期波動―循環の時間軸(東アジア・ダイナミズムと世界経済の長期波動;モノづくりと金融)
3章 同族ネットワーク型市場経済―長期持続の時間軸(歴史のなかで現在を見る;華人経済ネットワーク)
結の章 次世紀にむけての準備(IMF型グローバリズムからの訣別;グローバリゼーションのなかでアイデンティティを)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

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「どんな社会も、それに固有の内的経済・社会システムをもっている」(p.110)との指摘は、飯田経夫先生が指摘されていたように、文化に優劣はないのであり、一つの価値観だけで経済のしくみを強制することで各地域の文化が壊されることに懸念が表明される。同感できるし、今日的にも必要な考え方で色褪せていない。2012/04/19

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