内容説明
本書は、第一部に『奥の細道』を生み出す土台となった元禄二年の奥羽・北陸行脚とそれに繋がる満二年間に及ぶ上方滞在中に関する論考を収め、第二部に『奥の細道』に関する論考を収める。
目次
第1部 奥羽北陸行脚、その後(芭蕉と元禄俳壇;不易流行;上方蕉門の広がり;『猿蓑』時代)
第2部 奥の細道論(『奥の細道』の成立;『奥の細道』の諸本;『奥の細道』の方法;『奥の細道』の人物;『奥の細道』解釈の問題点;芭蕉の名所の句)
著者等紹介
桜井武次郎[サクライタケジロウ]
昭和14年、大阪生。高野山大学文学部卒業。博士(文学)(早稲田大学)。神戸親和女子大学教授
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