明治文学の世界―鏡像としての新世紀

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  • サイズ B5判/ページ数 278p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784760120574
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

出版社内容情報

明治文学を俯瞰する初のビジュアルムック。逍遙・四迷・一葉・透谷から漱石・鴎外、藤村・白秋・子規・晶子・啄木ら詩人、歌人までを網羅した作家と作品のガイドブック。明治・大正・昭和・平成の四代百三十余年間に雑誌、新聞、紀要、月報等に発表された作家・批評家・研究者諸氏の単行本・全集未収録作品を含む珠玉のエッセイを軸に編纂した貴重な一冊。

黎明と彷徨―イメージの明治
 「明治近代文学の系譜―鴎外・漱石を中心として」奥野健男
 「フェミニティの世紀末」本田和子
 「大衆文化の時代開幕」多田道太郎
失われた時を求めて―夢見られたものは何か
 仮名垣魯文―越智治雄「魯文」
 成島柳北―前田愛「成島柳北―『伊都満底草』の交歓」
 三遊亭円朝・河竹黙阿弥―越智治雄「円朝・黙阿弥」
 二葉亭四迷―後藤明生「二葉亭四迷の栄光と悲惨」
 坪内逍遥―江藤淳「相対化する場所―坪内逍遥」
 尾崎紅葉―佐伯順子「『金色夜叉』―愛よりも玉の輿」^

内容説明

疾風怒濤の時代、明治を疾駆した作家たち、その精神の光芒。明治文学を読み解く決定版アンソロジー。

目次

黎明と彷徨―イメージの明治(明治近代文学の系譜―鴎外・漱石を中心として;フェミニティの世紀末 ほか)
失われた時を求めて―夢見られたものは何か(魯文;成島柳北―『伊都満底草』の交歓 ほか)
見出された時―明治の詩歌(明治の詩人;明治の短歌 ほか)
記憶のタピストリー―対談文学史(鏡花劇をめぐって;父・森林太郎 ほか)
異郷の季節―小説『計画』と『八年後のたけくらべ』(計画;八年後のたけくらべ)

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