内容説明
本書は観察を長江下流域に局限した一つの事例研究、地域研究である。
目次
序章 宋代の社会経済と地域偏差(考察の端緒―なぜ空間が問われるか;宋代社会と長江下流域)
前篇 宋代長江下流域の経済景況(宋代長江下流域の生産性;長江下流域の水利組織;長江下流域の市糴問題;都市化の局面と事例;局地的事例)
後篇 寧紹亜地域の経済景況(寧波の景況;紹与の地域開発)
著者等紹介
斯波義信[シバヨシノブ]
1953年東京大学文学部東洋史学科卒業。1960年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。1962年文学博士。1961年~1969年熊本大学法文学部助教授。1969年~1986年大阪大学文学部助教授、教授。1986年~1991年東京大学東洋文化研究所教授。1991年~2001年国際基督教大学教授。2001年6月より財団法人東洋文庫理事長
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