属国・日本論 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772704304
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

内容説明

アメリカの対日戦略を暴く!!この本は、決して日本国を貶めるために書かれたものではない。日本人がこの国を、勝手に立派な大国だと思い込んでいること自体が、日本国の危機だと思う。私たちは、自分たちの足元を見つめ、決して威張らないで着実に生きていく国民でなければならない。事実を冷酷に見つめるところから、次の対策が次々に生まれてくるだろう。私は自分の生まれ育った国を深く愛するが故に属国・日本論を唱えた。副島隆彦の主著全面改訂版!日米関係を震撼させた衝撃のロングセラー。

目次

第1部 属国日本論・日本の本当の姿(属国日本を検証する;なぜ佐藤栄作元首相はノーベル平和賞を受賞したのか)
第2部 世界覇権国・アメリカ(アメリカの世界政策とシンクタンクの実態;世界を管理するグローバリスト官僚たち)
第3部 属国日本の近代史(幕末・明治期編;敗戦まで)

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行での為替業務担当を経て、常葉学園大学教授、評論家。アメリカの政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論などの分野でさまざまな真実を暴く。日本が独自の国家戦略をもつことを日本で初めて提起し精力的な執筆・講演活動を続けている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

templecity

11
小室直樹の弟子である副島隆彦の著。明治維新までは中国の属国、明治維新後は米国の属国であるとの論理で進む。ジョン万次郎が米国のスパイであるとか、日航機墜落事故の原因が実は米軍練習機のミサイルによるものだとか少し論理が飛躍しているように思える。確かに米軍基地を始め、属国と言える部分もあるが、ちょっと論調が極端、本人も批判的な意見があることは認識している。 2019/10/31

加藤久和

2
今では投資指南が中心の何でも評論家になってしまったが、副島隆彦氏のこの本の重要性は変わることが無い。世界の体制は国連を中心として成り立っているのであり、「世界普遍価値」というものが存在していることを日本に初めて紹介したのはこの本だ。自民党右派の馬鹿達が尖閣でいきりたったり、靖国で気勢を上げたところで、そんなものは世界的な価値観において認められることは一切ない。危険な軍国主義者扱いされて世界の舞台から排除されるだけだ。調子づいている現首相も近い将来この世界普遍価値の厳しさを身を持って体験する日が来るだろう。2014/01/12

aotake_1103

1
著者のHPに主著のひとつと紹介されていたために読んだ本の二冊目。日本は覇権国の属国であるので、覇権国の世界戦略の中で生き抜くしかないというのが著者の主張。その為には覇権国アメリカをよく知り、米国の世界戦略のなかで日本の立場はどのようなものなのかと言う視点で外交を考えるべきとのこと。特に2016年のトランプ米大統領当選から、米国の政治がマスコミ報道からはわかりにくくなっているが、この著者の視点で考えると、これまで見えなかったものが見えてくるようにおもう。引き続き著者の最近の著作を読みたいと思った。2019/04/13

メルセ・ひすい

1
属国日本は副島ブランド  常々の発言集2009/05/24

hyde

0
歴史や政治の裏側を洞察したら、悔しいけどやっぱり日本はアメリカの属国だわなあ。アメリカに住んで私は何を学んだのか。2011/06/23

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