内容説明
〓小平によって始められた経済改革の成果を明らかにするとともに、WTO加盟や自由貿易協定締結に伴う国際関係の変化を検討する。
目次
序論 〓小平路線の歴史的意味
第1部 ミクロ企業改革(国有企業―国有企業改革のタイムスケジュールからみた漸進改革の評価;郷鎮企業―郷鎮企業の抱える問題;外資企業―外資の役割と影響)
第2部 成長政策とマクロコントロール(中国経済のマクロコントロール;中国の漸進的金融改革―課題と展望;増大するエネルギー消費と環境政策 ほか)
終論 能動に転じる国際関係
著者等紹介
大西広[オオニシヒロシ]
1956年生まれ。京都大学大学院経済学研究科教授
矢野剛[ヤノゴウ]
1970年生まれ。徳島大学総合科学部助教授
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