出版社内容情報
能の碩学が、能舞台の特色、見どころ、聴きどころなどを、舞台の流れとともに示した個性的な能楽書。戦前戦後の貴重な文化財的舞台写真一一二点も収録。
内容説明
愛好者待望の鑑賞の手引き、ここに刊行。能の碩学が各曲の特色、見どころ、聴きどころ等を舞台の流れとともに示した個性的能楽書。戦前、戦後の貴重な文化財的舞台写真112点も収録。
目次
脇能 高砂(たかさご)弓八幡(ゆみやわた)
蟻通(ありどおし)
雨月(うげつ)
歌占(うたうら)
梅(うめ)
梅枝(うめがえ)
鸚鵡小町(おうむこまち)
小塩(おしお)
大原御幸(小原御幸)(おはらごこう)附「寂光院」
花月(かげつ)〔ほか〕
著者等紹介
清田弘[セイダヒロシ]
1932年生まれ。1955年早稲田大学第一政経学部卒業。高校時代から能楽に親しみ、戦後間もないころから名人上手のすぐれた能舞台に数多く接した。学派系列に属さず、完全フリーの立場で能の綜合的研究に従事。学生時代から大鼓の川崎九淵氏に師事して、能の神髄を知らされた。謡は観世流を中心に学び、ワキ謡は森茂好氏に師事して下掛宝生流を修める
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