内容説明
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律」(平成11年法律第65号)が公布された。今回の改正は、平成5年改正時に規定された施行5年後の見直し規定の趣旨を踏まえ、昨今の精神保健福祉をめぐる情勢を勘案して行ったもの。本書は、主要な改正事項について、主として法律的な観点からの説明と、改正に際して専門委員会や公衆衛生審議会で行われた議論の内容について紹介するものである。
目次
精神保健福祉法改正の経緯
定義規定の改正と覚せい剤慢性中毒者に対する準用規定の廃止について
医療保護入院及び応急入院の対象者について
仮入院制度の廃止について
措置入院関係の改正
精神医療審査会の見直しについて
精神保健指定医制度の見直しについて
精神病院に対する指導監督の強化について
閉鎖処遇の在り方
医療保護入院等のための移送について〔ほか〕
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- 和書
- 民法への招待 (第3版)