現代産業選書
特許の有効性と侵害訴訟

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  • サイズ A5判/ページ数 387p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784806526599
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C3030

内容説明

特許庁と裁判所の役割分担の観点から、特許の無効手続に関する諸外国の制度について調査研究と今後の展望を描く。我が国の判例、学説の状況を整理。欧米の制度について概説。現地の専門家に自国制度の解説。欧米各国について海外調査報告。

目次

我が国の状況(特許侵害事件における無効事由の取扱いに関する判例の動向;特許侵害訴訟における無効主張に関する学説の状況)
各国の状況(米国での特許の無効化;ドイツにおける特許無効と侵害;海外調査報告)
我が国における今後の課題(特許処分の瑕疵を裁判所で是正することの是非について;裁判所と特許庁の権限分配からみた特許無効の問題;特許侵害訴訟における有効性の抗弁;特許侵害訴訟における無効主張)

著者等紹介

小泉直樹[コイズミナオキ]
1961年東京生まれ。1985年東京大学法学部第一類(私法コース)卒業。東京大学法学部助手(1985‐8)、神戸大学法学部助教授(1988‐98)・同教授(1998‐2000)を経て、2000年より上智大学法学部教授。工業所有権審議会臨時委員、産業構造審議会臨時委員、著作権審議会専門委員、文化審議会専門委員、電気通信審議会専門委員等を歴任
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