内容説明
『公明党論』は公明党の歴史の中で最初の十数年(文化部の設置以後)を扱っているに過ぎない。しかし当時、上昇期の創価学会を背景に政界に登場した公明党に対しては「公明党ファシズム」説から「保守補完」説などさまざまな見解があった。そして何よりも政教一致論が公明党への関心であり、異端の政党として問題化された。『公明党論』は此の時代の公明党を対象にしている。
目次
第1章 公明党小史
第2章 言論問題と方向転換
第3章 公明党の理念
第4章 公明党の政策
第5章 公明党の組織構造
第6章 選挙と党勢
第7章 その役割と今後