内容説明
離婚や非婚の増加、少子高齢化、少年犯罪の問題等、大きな不安の中にいる家族。法学、社会学、歴史学、民族学等学際的な研究により、家族の揺らぎと新しいあり方を考察する。
目次
第1部 「家族」研究の軌跡と現状(第二次大戦後における家族と法―『家』制度研究から家族政策の研究へ;幕末維新期における家の変化―大イエから小イエへ;日本中世の「家」の成立と妻の位置;歴史民族学からみた日本の家族慣習;日本の家と家族―比較家族史研究の視角から)
第2部 世紀を超えて(家族史の新しい文脈―世紀を超えて;家族(親族)研究の終焉と新環境下の「家族」
人口転換と家族―家族の画一化、そして多様化)
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