出版社内容情報
後進国ドイツにあって保護貿易論、社会政策論、限界効用理論、そして歴史学派とオースリア学派の架橋を企てたウェーバーなど今日など多大な影響を与える経済思想が現れた。
内容説明
特殊な道から多様性の認識へ。中欧ドイツ語圏地域における経済近代化を背景にした歴史学派、オーストリア学派、経済社会学の展開。
目次
第1章 F.リスト―温帯の大国民のための保護貿易論
第2章 G.v.シュモラー―社会問題から経済社会学へ
第3章 C.メンガー―精密的理論と主観主義
第4章 E.v.ベーム‐バヴェルク―オーストリア学派財論および利子論再考
第5章 M.ヴェーバー―宗教と経済
第6章 G.ジンメル―貨幣と人間
著者等紹介
八木紀一郎[ヤギキイチロウ]
1947年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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