水戸イデオロギー―徳川後期の言説・改革・叛乱

個数:

水戸イデオロギー―徳川後期の言説・改革・叛乱

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831508461
  • NDC分類 121.58
  • Cコード C1021

内容説明

「尊王攘夷」の主張に代表されるように近代天皇制国家の思想的源泉として、また丸山真男や戦後の歴史家たちに単線的・因果的に捉えられてきた既成の水戸学像から離れ、「学問と政事は一つだ」という水戸学のスローガンに示唆を得て、藤田幽谷「正名論」や会沢正志斎『新論』などの書物のみならず、天保の改革(全領検地、藩校・郷校の建設)や天狗党の乱など幕末の水戸藩で生起した様々な出来事をもテクストとして読み解き、武士階級とそれ以外の平民がいかにして「歴史的主体」となりえたかという、イデオロギーのダイナミズムを鮮やかに描き出す。「思想史研究」の方法に対して、根本的な見直しを提起する、米国シカゴ学派の日本研究を代表する著書。

目次

第1章 正名と神話
第2章 国体
第3章 表象としての改革
第4章 平民の徴募
第5章 天狗党の乱―儀礼と行動
終章 テクストとしての水戸イデオロギー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ノリピー

2
自分は専門家じゃないけど、ハマった。体系的に江戸の思想の変遷とそれをバックボーンにして生まれた後期水戸学という風に説明してくれるので、歴史という大きな流れの文脈を捉えた上で水戸学のあれやこれやを知ることができた。これがアメリカ人の著作とは......。倒幕運動の中心的イデオロギーである尊王攘夷思想が御三家の水戸から生まれたという矛盾も、本書によればそれはテクストを読む側の解釈の相違によって生じた必然的な誤謬だという。なるほどねー。これ程の影響を及ぼしといて水戸は内紛であえなく人材の焼け野原。なんかなー。2017/01/08

ut_ken

0
水戸内部のみならず、山崎闇斎や荻生徂徠の学派との関連も論じているのは、他には見かけなかった。2012/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/688999
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品