寺内町の研究〈第1巻〉戦国社会と寺内町

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  • サイズ A5判/ページ数 544p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831875181
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3321

内容説明

寺内町については、早く歴史地理学の立場から研究がなされ、太平洋戦争後は地域経済の中心都市として問題にされてきたが、近年は、宗教史はもちろん経済史・社会史・地域史・都市史・建築史などの各分野から注目されている。さらに最近では発掘調査にともなう考古学の成果もあって、まさに学際的な関心が寄せられている。本書は、このような研究動向をふまえ、現時点における寺内町研究の達成を全三巻にまとめ、今後の研究の進展に寄与しようとしたものである。第一巻「戦国社会と寺内町」は寺内町の成立と展開を戦国社会の中に位置づけた。

目次

1 寺内町という“場”(蓮如の道―寺内町の形成と展開;一向一揆の政治理念―「仏法領」について)
2 寺内町の諸形態(中世末寺内町の発達;寺内町の性格 ほか)
3 一向一揆と寺内町(一向一揆;幾内寺内町と一向一揆―戦国末期の摂河両国を中心として ほか)
4 寺内町民と寺院(寺内町富田林の成立と構造;幾内寺内町の形成と展開について ほか)

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