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目次
第1部 転機に立つNGO(歴史の中のNGO;共生社会の水先人たち―試される現場に根ざした「非政府」の提言力;新しいNGOの方向性を求めて)
第2部 時代の現場から(アフガニスタン、対テロ戦争の時代を生きる;イラク、人道支援の現場から―悪化する治安情勢の中で継続する人道支援;パレスチナ、誇りと希望を胸に)
第3部 地域を作る(農というそれぞれの地の生き方に向けて;農民との対等な関係をめざして―カンボジア持続的農業と農村開発プロジェクト;地域の人々がつながり、地域が動く―タイの地場の市場づくり)
第4部 日本の市民社会を強めるために(国益論から見たODAの潮流とNGOの位置どり;内なる「東アジア世界」と向き合う―北朝鮮人道支援とNGO;市民社会の中で裾野を広げる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こずえ
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NGOの役割についてしっかりと書かれた本だなと感じた。 NGOに関する本はクソみたいな自己満足の本ばかりで辟易するのだがこれは良い。2017/12/20
co1024
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パレスチナのある地域では、牛乳を支援することにより、地元酪農従事者の職を奪いかねないと判断し、活動しなかったという話があった。支援により逆に現地住民の生活を崩してしまう可能性があるからだ。 人道支援や緊急対応も不可欠な活動であるが、根本問題を解決しないと終わりは見えないという点で、NGOにできることは限られているかもしれないが、NGOにしかできないこともある。非政府という立場から、受益者が偏らないような活動、また日本政府、国際社会に訴えるアドボカシーなど。2018/10/08