内容説明
アフガンを背負って立つはずだった男マスード。そのマスード殺害と同時多発テロとの知られざる関係とは…。衝撃的な真相が今、明らかに。
目次
獅子の死
軍閥
僭王の宮廷で
降伏
夢の街
聖戦士たち
ムラー・オマルの好きな歌
暗殺者たち
著者等紹介
アンダースン,ジョン・リー[アンダースン,ジョンリー][Anderson,Jon Lee]
「ニューヨーカー」誌の外国特派員。20年以上にわたって外国特派員を務め、エルサルバドルからウガンダ、アイルランドからイスラエルなど、世界の紛争地域からのレポートを伝えた。その記事は「ニューヨーク・タイムズ」「タイム」「ハーパー」や、その他の定期刊行物に掲載された。過去5年間は「ニューヨーカー」誌のスタッフ・レポーターを務め、アンゴラ、チリ、コロンビア、キューバ、パナマ、リベリア、イラク、および北スペインのバスク地域の紛争を取材した。アフガニスタンにおける彼の戦記は、2001年のアメリカ海外プレスクラブより優秀作品賞を受賞した
常盤新平[トキワシンペイ]
1931年、岩手県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」など、10年間の早川書房勤務を経て、翻訳・エッセイなどの文筆家生活に入る。アメリカ現代文学やジャーナリズム、マフィアなどに早くから目を向け、現代アメリカの文化や風俗への確かな感度をもつ。また、細やかな観察眼と柔らかな筆致で、街の風景や市井の人々を描いた短編やエッセイも多い。1987年に『遠いアメリカ』で第96回直木賞を受賞
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感想・レビュー
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