市場と正義―経済理論と日本社会の葛藤

市場と正義―経済理論と日本社会の葛藤

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873543451
  • NDC分類 331.04
  • Cコード C3033

内容説明

本書は過去27年間に経済理論と日本社会の葛藤について考えて来た著者の論考をまとめたものである。

目次

日本帝国官僚における聖と俗―神なき市場経済の矛盾
帝国新官僚と1955年体制の政治経済学
グローバリズムと日本の正義
日本人は働き過ぎだったのか―勤勉性の神話
海外直接投資の論理と倫理―「海外進出」を禁句にせよ
東京一極集中の情熱と理性―1987~91年市街地価格高騰の波及効果
地域経済の発展と移出入―開放マクロ・モデルによる地域分析
金融・保険業の発展と大阪大都市圏の経済
相互依存的効用関数―都市経済学の理論的実験
規制緩和政策と官僚評価制度の乖離
市場機構による社会改革
日本的リベラリズム批判

著者等紹介

鵜飼康東[ウカイヤスハル]
1946年中国・遼陽市に生まれる。1972年一橋大学経済学修士(理論経済学および統計学専攻)。1980年関西大学経済学部助教授(経済原論担当)。1981‐83年ハーバード大学経済学部フルブライト研究員。1989‐90年オックスフォード大学聖アントニーズ学寮シニア・アソシエート。1994年関西大学総合情報学部教授(経済政策論担当)、現在に至る
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