こぶし文庫 戦後日本思想の原点<br> 場所の論理学

こぶし文庫 戦後日本思想の原点
場所の論理学

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875590934
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C1010

内容説明

西田幾多郎の弟子である著者が、田辺元による西田批判をふまえて、後期西田哲学の核心である「場所の弁証法」を、独自に展開した不朽の労作。

目次

否定の否定
つつむものとつつまれるもの
場所的自己同一の原理
同一の論理と表現の論理
場所的存在理由の原理
主体的存在の論理
世界史の系譜学
万葉の表現
自己表現
場所の論理
青木敬麿君著『念仏の形而上学』の跋文

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

2
いい本かなぁ。ヘーゲル入門かと思ったらハイデガー入門に近かった。西洋哲学に出てくる神は馴染みにくい。それを数学使って、形式化し神なしでやってるのがいい。けど、その数学も、19世紀のそれまで。集合=空間のメタファーにとどまる。西洋哲学書読む前の難しめな入り口として、読むのはいいと思うが、超集合という、新しい数学分野がある以上、この書の更新が望まれる。梯子として使って、新たな思考を探そう。2014/09/18

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