劇的外交―戦争、敗戦、そして復興

劇的外交―戦争、敗戦、そして復興

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880861135
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0031

内容説明

外交官が目撃した歴史が揺れ動く瞬間。重光葵遭難~吉田茂講和調印。門外不出の秘蔵手記初公開。

目次

第1章 吉田茂、講和達成への道のり(吉田茂、人生最良の日;国敗れて現われた忠臣;検証、サンフランシスコ平和条約までの道程 ほか)
第2章 軍靴の響き、幣原外交の苦闘(重光外相が襲われた天長節;書かれざる歴史、軍国主義下の幣原外交;忘れられない幣原さんの人間味)
第3章 毅然たる日本人、佐藤尚武(体内に燃える烈々たる正義の火;ジュネーヴで聴いた佐藤演説;佐藤尚武が打電した大使最後の電報 ほか)
第4章 十字架を背負った外交官、東郷茂徳(東郷外相がなしとげた終戦という大事業;外務大臣は強情張りの鹿児島人;東郷さんとモロトフの知られざる間柄 ほか)

著者等紹介

河野洋平[コウノヨウヘイ]
外務大臣
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感想・レビュー

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こまったまこ

3
外務省の霞関会会報に寄稿された、戦前から戦後にかけて日本外交を担った四人の外交官についての記事を編集したもので編者が河野洋平。だからなのか分からないが本書の構成は吉田茂、幣原喜重郎で6割、残りは佐藤尚武、東郷茂徳の順に少なく、重光葵に至っては記事が1つだけという冷遇ぶり。重光氏、東郷氏が目当てだったのでかなりガッカリした。しかし全体的に当時部下として側にいた人々の話なので興味深い。特に終戦時に駐ソ大使だった佐藤尚武が終戦工作で四苦八苦したことや宣戦布告されてから大使館に軟禁された様子などが興味深かった。2016/05/29

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