女性・ことば・ドラマ―英米文学からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 436p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882026389
  • NDC分類 930.4
  • Cコード C0098

出版社内容情報

 編者の青山誠子氏は、エレン・モアズ『女性と文学』、E・ショウールター編『新フェミニズム批評』の翻訳や、主要著書『シェイクスピアの女たち』『ブロンテ姉妹――女性作家たちの一九世紀』等で知られるように、長年にわたり「女性と文学」の関わりを追究してきた。本書は、そうした編者の研究を象徴する、「女性」「ことば」「ドラマ」をキーワードにして、英米文学の新たな側面に迫る論集。シェイクスピアからオースターまで取り上げた多彩な作家・作品論34篇を収載。

 ▼本書で論じられる作家
  シェイクスピア、ロバート・グリーン、ポープ、フランシス・バーニー、サッカレー、ブロ  ンテ姉妹、エリザベス・ギャスケル、トマス・ハーディ、ヴァージニア・ウルフ、D.H.ロ  レンス、ウィリアム・フォークナー、フラナリー・オコーナー、ウェンディ・ワッサーステ  ィン、マリーナ・カー、エイミー・タン、ポール・オースターほか。

内容説明

本書は、英米文学における「女性」「ことば」「ドラマ」をキーワードとする論文集である。全体を三部に分け、各執筆者が専門とする作家・作品を論じるように構成されている。

目次

1 女性(「救い」に至る道―ディグビー写本『メアリー・マグダレン』における女性性;ナヴァールの女性エンブレム作者―ジョルジェット・ド・モントネと『キリスト教的エンブレム、あるいはドヴィーズ集』;ロバート・グリーンとスザンナ物語 ほか)
3 ことば(フランシス・バーニー『セシリア』試論―「ロマンティック・ラヴ」の陥穽;19世紀妖精物語としての『ジェイン・エア』;イギリスと植民地の狭間で―ジェイン・エアの二面性 ほか)
3 ドラマ(誰がキャタリーナを救えるのか―シェイクスピア批評の課題;流通する指輪とピクチャー・リング―『ヴェニスの商人』の女性;改宗ユダヤ人のサバイバル―家系の存続に潜む脅威 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竜崎

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1 女性(「救い」に至る道-ディグビー写本『メアリー・マグダレン』における女性性 ナヴァールの女性エンブレム作者-ジョルジェット・ド・モントネと『キリスト教的エンブレム、あるいはドヴィーズ集』 ロバート・グリーンとスザンナ物語 ほか) 3 ことば(フランシス・バーニー『セシリア』試論-「ロマンティック・ラヴ」の陥穽 19世紀妖精物語としての『ジェイン・エア』 イギリスと植民地の狭間で-ジェイン・エアの二面性 ほか) 3 ドラマ(誰がキャタリーナを救えるのか-シェイクスピア批評の課題 流通する指輪とピクチャ2014/02/11

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