内容説明
日本、中国ほか周辺国のエネルギー政策にも関わるパイプライン事業の行方など、世界から注目が集まるロシアの石油・天然ガス産業の現在を、最新のデータに基づき解説。
目次
第１章 ロシアの石油・天然ガス資源（原油・天然ガスの埋蔵量；原油・天然ガスの生産量・輸出量）
第２章 ロシアの石油・天然ガス産業の再編成（ソ連解体に伴う政府組織および石油・天然ガス産業の再編成；現在のロシアの石油・天然ガス産業組織）
第３章 ロシアの石油産業（垂直統合石油企業の民営化の経緯；垂直統合石油企業の現状；原油輸出パイプラインの建設プロジェクト）
第４章 ロシアの天然ガス産業（世界最大のガス会社：ガスプロム；ガスプロムの操業・財務実績；ガスプロムのガス開発および輸出パイプライン建設プロジェクト）
著者等紹介
小森吾一［コモリゴイチ］
１９６８年３月福岡県生まれ。１９９０年３月大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。１９９２年３月神戸大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了（経済学修士）。１９９５年３月神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。１９９５年４月財団法人日本エネルギー経済研究所入所。２００４年４月より総合エネルギー動向分析室主任研究員（ロシア・中央アジアのエネルギー事情担当）
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