内容説明
かつて家には流れが、響きが、営みがあった。現代住宅の中から消えつつある、忘れ得ぬ場所、言葉、情景。それらの記憶を辿りながら、日本建築の原風景を描く25のストーリー。
目次
境界空間
仕切り
場
部位
しつらい
素材
象徴
著者等紹介
中川武[ナカガワタケシ]
建築史家・早稲田大学教授・工学博士1944年富山県生まれ。67年早稲田大学理工学部建築学科卒業。72年同大学院博士課程修了。71年より早稲田大学理工学部助手、専任講師、助教授を経て、84年同大学教授。現在、建築史学会会長、日本国政府アンコール遺跡救済チーム団長、ヴェトナム・フエ・ユネスコ会議国際専門委員等を務める。1998年にカンボジア王国より「サハメトレイ王国勲章」、2000年にヴェトナム・フエ省より「民族文化遺産保存事業功労勲章」を受章。2002年日本建築学会賞業績部門賞を受賞
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