内容説明
アウシュヴィッツのガス室にて絶命するまで、ユダヤ系女流哲学者として、カルメル会修道女として、思索の道をひたむきに歩んだフッサールの直弟子シュタインによる、鋭利な現象学的国家研究。
目次
1 国家の存在的構造(国家共同体;国家と法;国家の組成要因とは異質の要素に制約された具体的国家)
2 国家の価値(国家に帰属する個々人の側から見た国家の意味;国家と正義;共同体自体、中でも民族共同体の側から見た国家の意味;国家と道義的価値;歴史的事件の保有者としての国家;国家と宗教)
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- 和書
- 古事記 (増補新版)