内容説明
本書は、民法典中の第二編物権の部分を一冊にまとめた。このため、通常、物権総論と担保物権法に分けられている部分を含めて、コンパクトに叙述されている。また、物権法の基本的な問題を要説し、読者が自ら考え、関心を惹起するような学習教科書を目指している。
目次
第1章 物権法とは
第2章 物権の変動を生じさせる原因
第3章 物の所持に注目した権利=占有権
第4章 物を全面的に支配できる権利=所有権
第5章 土地の利用関係を処理する権利=用益物権
第6章 物を担保にする関係を処理する権利=担保物権