著者等紹介
山本俊樹[ヤマモトトシキ]
1930年生。国際基督教大学大学院修士課程修了。1974‐76年、成蹊大学在外研究員(ケンブリッジ大学)。恵泉女学園大学名誉教授
大澤麦[オオサワムギ]
1963年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。明治学院大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了。法学博士。聖学院大学総合研究所教授をへて現在、首都大学東京都市教養学部法学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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?「ルターの全信徒が霊的祭司であるという宣言は,カルヴァンの影響の下で…近代民主主義の源泉となりました」「合衆国の民主主義は,フランス哲学の影響を受けてはいますが,疑いなくニューイングランドのピューリタニズムに遡り,それはさらに17世紀イングランドのピューリタニズムにまで遡る」「ベンサムやカール・マルクスのような後世の著作家たちはホッブスの物質主義を引き継ぐことが可能で,しかもそれを民主主義と結びつけられると浅はかにも想像しました」「フランスの合理主義的民主主義理論は…その指導原理こそ最大多数の最大幸福」2014/09/28