目次
第1章 神
第2章 「ひ」(日=霊)
第3章 日本民族の天降東遷
第4章 「ことば」に表現せる「日」の信念
第5章 事物に表現せる「日」の信念
第6章 地名に表現せる「日」の信念
第7章 奉斎的表現
第8章 道徳意識に表現せる「日」の信念
第9章 神の意義
第10章 「まつり」「かんながら」
附篇 世界人類の日神崇拝と東方憧憬
著者等紹介
林兼明[ハヤシカネアキ]
明治31年4月、大分県宇佐郡安心院町で、宇佐八幡宮の旧社家の長男として生まれる。国学への志を立て、青年に至る迄に記紀万葉等の古典を読破し、独学で古語の言霊語源を科学的に探求し、生涯に二万枚の論稿を書き上げる。その視野は世界的立場で、研究は哲学的意味の解明を重視した学風であった。又、日本人の生命観と世界観を哲学的に揚棄し、「生命史観」として樹立した
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