新・日本文壇史〈7〉戦後文学の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 316,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000283670
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0395

出版社内容情報

一九四五年八月一五日、日本はポツダム宣言を受諾して、戦争は終った。民主化から冷戦へと続く戦後の激動の時代を文学者はどう生き、何を書いたか。反文壇に徹した太宰治、傑作「レイテ戦記」を書いた大岡昇平をはじめ、埴谷雄高、福永武彦、野間宏、金石範、金時鐘らの生と作品をたどり、戦後文学誕生の舞台裏にせまる。

内容説明

一九四五年八月、日本はポツダム宣言を受け入れ、戦争は終わった。以後、民主化から冷戦の時代へと転換していく激動の時代に作家・詩人はどう生き、何を書いたか。文壇からはじき飛ばされ、反文壇を貫いた太宰治、生涯をかけた哲学小説「死霊」を遺した埴谷雄高、戦争文学の傑作「レイテ戦記」を書き戦後文学の代表的作家となった大岡昇平、暗黒意識と罪のゆるしを作品に昇華させた福永武彦、済州島「四・三事件」をめぐる金石範・金時鐘の生と作品、青春の苦悩と軍隊体験をもとに作品を書き続けた野間宏らの足跡をたどり、戦後文学誕生の舞台裏にせまる。

目次

女たちがつくった太宰治
埴谷雄高「死霊」の歴史
戦争と大岡昇平と芸術
暗黒意識と罪のゆるし―福永武彦の愛の世界
在日の魂金石範と金時鐘
野間宏の地獄と濡れた肉体

著者等紹介

川西政明[カワニシマサアキ]
1941年大阪府生まれ。中央大学卒業。文芸評論家。足かけ40年間筆一本の評論活動を続けてきた。著書に『わが幻の国』(講談社、平林たい子文学賞)、『武田泰淳伝』(講談社、伊藤整文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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原玉幸子

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シリーズ最終巻感想へ(◎2015年・夏)2019/12/19

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