岩波現代全書<br> 南米「棄民」政策の実像

個数:

岩波現代全書
南米「棄民」政策の実像

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月17日 23時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000291880
  • NDC分類 334.46
  • Cコード C0321

内容説明

一九世紀末から二〇世紀半ばにかけて、新天地を求め未知の地である中南米に移住した約三一万人の日本人。その多くは、日本政府が奨励・支援した「国策移民」だった。これまで、人口増加や貧困への対策とされてきた日本の移民政策が、「不要な人々」を国内から排除したうえで、移住先の現地において再び「国民」として統合し、利用するためのものであったことを明らかにする。

目次

第1部 日本人南米移民の歴史(戦前の移民―招かれざる東洋人;戦後移民―「楽園」という名の地獄へ)
第2部 国策としての南米移民(移民支援制度の構築;移民推進政策の復活)
第3部 移民政策のポリティクス(移民はどこから来たか;戦前、移民前夜の政治状況;政治的ガス抜き装置としての南米移民(戦前)
戦後保守政治と南米移民
南米移民政策の政治的意味
国家建設に動員された南米移民)

著者等紹介

遠藤十亜希[エンドウトアケ]
津田塾大学国際関係学科卒、テキサス大学修士号(ラテンアメリカ研究)、コロンビア大学修士号(政治学)、コロンビア大学博士号(政治学)取得。ニューヨーク州立大学ファッション工科大学教養学部助教授を経て、現在、ハワイ東海インターナショナルカレッジ教養学部教授。研究テーマは国家と市民と移民政策。日本の移民政策や、近年のグローバルに輻輳する世界における「移民」の意味を追究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件