出版社内容情報
金融実務家と研究者による好評テキストを四年ぶりに改訂。今回、民法改正等の法改正に対応したほか、新たに銀行監督法とフィンテック関連法の章を設け、銀行規制と実務の最先端をわかりやすく解説。さらに内容を充実させた。
内容説明
金融実務家と研究者の共同作業から生まれ、金融の法的仕組みを平易に解説したテキストとして好評を博した初版を4年ぶりに改訂。今回の改訂では、民法改正等の動きに対応したほか、新たに銀行監督法に関する章やフィンテック関連法の章を設け、銀行規制の姿や最先端の実務についても解説。さらに内容充実。
目次
金融法概観
1 伝統的銀行取引(受信取引法;与信取引法1―貸出し;与信取引法2―債権管理・債権回収)
2 銀行監督法(銀行規制;銀行におけるリスク管理;銀証分離規制)
3 現代型金融取引(シンジケート・ローン;デリバティブ;資産運用;社債;LBO・MBO;証券化)
4 金融の将来(FinTech関連法)
著者等紹介
神田秀樹[カンダヒデキ]
東京大学名誉教授・学習院大学大学院法務研究科教授
神作裕之[カンサクヒロユキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
70
金融法という名前の法律はありません。金融に関連する法律を実務や判例などとともに解説してくれているいい本です。私は旧版を読んでいましたがつい最近新版が出たのでさらっと目を通しました。東京大学でみずほグループが講座を持って実務者などを中心に講義した内容をまとめたものです。特に金融監督法や金融の将来という部分が参考になりました。再度じっくり読むつもりです。2017/10/27
葦
0
9.0/10授業の教科書として読み終わった。金融法という題名であるが、主に銀行(預金取扱金融機関)の業務を中心としながら、LBM・MBO・資産証券化・Fintechなどの先端的なテーマにも触れている。2020/09/09
Nabe
0
預金の担保(レポート) 金融監督法(講義)2020/07/20