出版社内容情報
途方もない数の人命と暮らしを一瞬にして奪い去った東日本大震災は,歴史上類をみない「複合災害」だった.震災と大津波,そして福島第一原発事故が折り重なる中で,人びとは何を思い,どんな経験をしたのか.被災地に通い続ける著者が見聞きしたルポをまじえながら,3.11全体の輪郭を描き,残された課題を考える.
内容説明
途方もない被害をもたらした東日本大震災は、歴史上類をみない「複合災害」だった。地震と大津波、そして福島第一原発事故が折り重なる中で、人びとは何を思い、どんな経験をしたのか。そこから何を教訓として引き出すべきか。被災地に通い続ける著者が現地のルポをまじえながら、3・11全体の輪郭を描き、残された課題を考える。
目次
1 地震と大津波(無明の大地;生と死の境;自治体崩壊;救援を急げ)
2 原発被災(最悪の事故;原発避難;放射線との闘い)
3 再生へ
著者等紹介
外岡秀俊[ソトオカヒデトシ]
1953年札幌市生まれ。1977年東大法学部卒業。朝日新聞入社。学芸部、社会部、ニューヨーク、ロンドン特派員、編集委員などを経て、2011年3月早期退職。現在、ジャーナリスト、北海道大学公共政策大学院(HOPS)研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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