出版社内容情報
福祉国家体制の形成、サッチャリズム、そして現在へ、戦後イギリスのあゆみを描く。政治・経済のみならず、国際関係の変動、また階級や文化をめぐる社会変容にも着目。EU離脱に揺れるイギリスの〈いま〉を考えるために。
内容説明
第二次世界大戦を起点とする福祉国家体制の形成、「英国病」とサッチャリズム、そして現在へ、戦後イギリスのあゆみを描く通史。政治経済のみならず、国際関係、また階級や文化をめぐる社会変容にも着目し、多角的で論争的な現代史像を提示する。EU離脱に揺れるイギリスの“いま”を考えるために求められる、歴史的思考軸。
目次
序章 現代史への視座
第1章 福祉国家の誕生―一九四〇年代
第2章 「豊かな社会」への変貌―一九五〇年代
第3章 文化革命の時代―一九六〇年代
第4章 「英国病」の実像―一九七〇年代
第5章 サッチャリズム―一九八〇‐一九九〇年代
第6章 「第三の道」―一九九〇‐二〇〇〇年代
第7章 岐路に立つイギリス―二〇一〇年代
著者等紹介
長谷川貴彦[ハセガワタカヒコ]
1963年生まれ。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専攻は近現代イギリス史、歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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