岩波新書<br> 倒産法入門―再生への扉

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岩波新書
倒産法入門―再生への扉

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318668
  • NDC分類 327.36
  • Cコード C0232

出版社内容情報

倒産とはどのような状態をいうのか。「破産」「民事再生」「会社更生」「特別清算」「私的整理」はどのようなもので、それぞれどう異なるのか。破産した後の再出発は。わが国の倒産法制の仕組みと基本原理を第一人者がわかりやすく解説する。日々の生活や事業の危機に立ち向かう人たちが知っておくべき基礎知識を提供。

内容説明

倒産とはどのような状態をいうのか。「破産」「民事再生」「会社更生」「特別清算」「私的整理」とはどのようなもので、それぞれどう違うのか。破産した後の再出発は。わが国の倒産法制の仕組みと基本原理を第一人者がわかりやすく解説する。日々の生活や事業の危機に立ち向かう人たちが知っておくべき基礎知識を提供。

目次

第1章 倒産とは?
第2章 総財産と総債権の清算?―破産
第3章 誰もが利用できる民事再生
第4章 最強であるがゆえに―会社更生
第5章 協定にもとづく株式会社のDIP型清算―特別清算
第6章 手続開始によって変わる風景一―法的整理は誰の利益を実現するか
第7章 手続開始によって変わる風景二―契約関係の変容
第8章 管財人の強腕―否認権の行使
第9章 優先的地位の処遇―担保権と法的整理
第10章 互いに同種の債権を持ち合う二人の関係―相殺に対する法的整理の規律

著者等紹介

伊藤眞[イトウマコト]
1945年長野県上田市生。1967年東京大学法学部卒業。名古屋大学法学部助教授、一橋大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科教授、早稲田大学大学院法務研究科客員教授等を経て、東京大学名誉教授。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kayak-gohan

17
学生のときに聴いた倒産法講義の教科書は本書の著者である伊藤眞教授だった。あれから三十年以上経ち、世の中も代わり、法律の内容も変わった。九年ぶりに販売管理の仕事に戻ってきたので、知識のリニューアルのために本書を手にとったが、会社更生・民事再生手続はDIP型再生や免責要件の緩和など、往時に比べると債務者の再生重視にシフトしていることが良くわかる。コロナ禍による倒産件数の増加も影響を与えていることは確か。2021/03/26

nagoyan

10
優。破産法研究の第一人者の書いた「入門」書。ではあるが、一般人が読んだら、多分、途中で本を放り投げると思う。さりとて、初学者のためとしては、少し物足りない。しかし、見方を変えて、伊藤先生の大部の教科書のエッセンスだけを取り上げたと考えれば、読み応えのある、しかも、その名に恥じない「入門書」であろう。一般人に啓蒙するわけではなく、また、不勉強な学生のための簡便なダイジェストを用意するわけではないが、何かの理由があって是非学びたいと志す者のための本。2021/03/14

クサバナリスト

9
全体・概略を把握するためにはちょうど良い入門書だった。簡潔・要点をつかんでおり、全体像を俯瞰できたと思う。2021/03/16

ちくわ

5
倒産法の大家による入門書。全体の構成としては、倒産とは何かという総論部分に始まり、破産、民事再生、会社更生、特別清算の流れを見た上で、管財人の位置づけ、否認権、別除権、相殺という個々の仕組みを解説する形をとる。もちろん、新書という媒体である以上、議論が分かれる点や応用的な点については、参考文献を示すだけにとどまっている。しかし、本書の目的はあくまで「入門」であるし、はしがきにもある通り、全体を見渡すという用い方を想定すれば、本書は簡潔かつ要を得た書籍であると思う。はじめの1冊には良いと思う。2021/03/14

awe

4
『会社法入門』(岩波新書)に比べてかなり分かり易かった。会社法の入門書もこの人に書いてもらいたいくらい。本書は、個人や法人の債務整理の一つである法的整理とその根拠法令についてその骨組みを紹介した一冊。◆最近は私的整理が盛んな印象があるが、法的整理は、裁判所の関与のもと行われる点に特徴がある。破産、民事再生、会社更生、特別清算の4つで構成され、場面や債務者、債権者の意向等でいずれか選ばれる。具体的には、債務者の債権を全て金銭債権にし債権者に配当してしまう(会社なら解散になる)あり方が清算型で、破産と特別清算2022/12/10

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