岩波ジュニア新書<br> 香りと歴史 7つの物語

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岩波ジュニア新書
香りと歴史 7つの物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008858
  • NDC分類 K576
  • Cコード C0220

出版社内容情報

いつの時代も「香り」は多くの人々を魅了してきました。アレクサンドロス大王を虜にした乳香や、玄宗皇帝と楊貴妃の香りの秘話、織田信長が切望した蘭奢待など、時に歴史をも動かした香りをめぐる物語を紹介します。

内容説明

古代から現代にいたるまでいつの時代も「香り」は多くの人々を魅了してきました。本書では、アレクサンドロス大王を虜にした乳香、玄宗皇帝と楊貴妃に秘められた竜脳、織田信長が切望した蘭奢待、ナポレオン皇妃が愛したバラなど香りにまつわる7つの物語を紹介します。歴史の裏に香りあり…。香りでたどる魅惑の歴史物語です。

目次

プロローグ 時を超えて、今、開かれる香りと歴史の扉
第1章 香りを支配する者たち―アレクサンドロス大王はシバの女王の夢を見るか
第2章 皇帝は香りに恋して―玄宗と楊貴妃、涙と香りの物語
第3章 香りは時代を超えて―天下人を魅了した名香の謎
第4章 海に漂う香りの王者―アンバーグリスの物語
第5章 香りの女王は永遠に―紅茶香るバラとナポレオン皇妃の物語
第6章 ペリーの香水と薩摩の樟脳―幕末の横浜とパリ万博を繋ぐ香りの物語
第7章 運命の5番は白夜の香り―華麗なる香水の物語
エピローグ 物語の背景、そして未来の物語のために

著者等紹介

渡辺昌宏[ワタナベマサヒロ]
香りと食文化の研究者。東京都立中央城北職業能力開発センター(非常勤講師)。1965年広島県生まれ。1987年西武百貨店入社人事部付、2001年同社退職後、Webや3D、VRなどの企画と調査研究を行う。2010年、香りと3Dを融合する4Dの調査に携わったことから、以後、企業への香りマーケティング、沖縄から北海道まで全国各地の香りによる地域活性などを手掛けながら国内外の香りの歴史を調査し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおた

14
五感のうち最も言葉にしにくいのが嗅覚だと思う。嗅覚は視覚や聴覚のように身体検査では分からないし、経験によっても全然ちがうし、何より習慣が最も強く影響する。フランスの人たちは汚物まみれの中で香水つけて喜んでたって言うけど、だったら汚物を消毒しよう! とはならなかった。アレクサンドリア大王の昔から人は香りに大枚をはたいて追い求めてきた。知っているようで知らない香りの歴史、一度は読んで損はないはず。シャネルの成功譚はもちろん、文学畑にはプルーストも出てきますよ。2019/06/28

山猫

12
香妃について知ろうと手に取ったが、 エジプトにおける蓮と睡蓮の解釈や長恨歌の訳に疑問があって……… 2018/11/26

いぬたち

6
タイトル通りの内容だがそれらの物語を通じて香りの基本的な知識を得ることができる一冊。ジュニア対象というだけあってとっても簡単に書かれており容易に理解できる内容となっている。ちょうど京都で催されている香りの器展に行く最中に読んだのでより満足して読むことができた。またこのご時世香道を始める方が多いようでそんな方にはお勧めできる内容である。2021/06/28

spica015

6
香りを巡る歴史物語。一つひとつについて深くは掘り下げられてはいないけれど、色々なエピソードが紹介してあって、わくわくしながら読んだ。香りの使用目的として、宗教・娯楽・医療の三つが挙げられていたが、歴史において政治・経済的に影響を与えたのは娯楽の要素だったと思う。ナポレオン妃とバラ、シャネルのNo.5の物語はやっぱり魅惑的。文学に登場する香りを紹介したコラムも面白い。香りって意外と歴史に密着しているものだという発見があり、科学的アプローチからも香りについて考えてみたいと思った。2018/11/29

ケルトリ

5
香りについては全然知識がなかったが新しい世界について知ることができた。知識欲が満たされるとはこのことか……蘭奢待というロマンあふれる存在が日本にあることすら全然知らなかった……2023/02/18

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