岩波現代文庫<br> 方法としての史学史―歴史論集〈1〉

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岩波現代文庫
方法としての史学史―歴史論集〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004323
  • NDC分類 201.2
  • Cコード C0121

出版社内容情報

歴史学は現代社会において何をなしうるのか。「戦後歴史学」が提示した歴史像が再検討を迫られ、さらに歴史修正主義の登場により歴史観の相克が深まるなかで、歴史学の方法、立場、叙述のスタイルなどをめぐる模索が様々に積み重ねられてきた。それらを批判的に検討することを通じて、歴史学のこれからのあり方を考察する、史学史的な視点からの歴史評論を集成する。現代文庫版オリジナル。解説・戸邉秀明。

内容説明

歴史学という学知は、近現代の日本においていかに生まれ、展開してきたのか。歴史学そのものを歴史化する「史学史」の視点から、歴史学のアイデンティティを確認し、そのあり方を問い直す。ここ四半世紀の間に著者が世に問うた歴史批評論考を三つのテーマにそって精選する現代文庫版オリジナル「歴史論集」の第一冊。

目次

問題の入口 「歴史の語り方」のメタヒストリー(“正典”なき時代;二〇世紀歴史学の「古典」;歴史の「語り方」がなぜ問題となるのか)
1 「歴史学」という近代の装置(「歴史学」という言説;ナショナル・ヒストリーへの「欲望」;文学史の饗宴と史学史の孤独)
2 鏡あるいは座標軸としての「民衆史研究」(違和感をかざす歴史学;民衆史研究と社会史研究と文化史研究と―「近代」を対象とした;三つの「島島」)
3 歴史学の認識論的転回へ向かって(歴史意識の八〇年代と九〇年代;「評伝」の世界と「自伝」の領分―史学史のなかの個人史研究;史学史のなかのピエール・ノラ『記憶の場』;現代歴史学の「総括」の作法―民衆史研究・社会運動史・社会史研究を対象として)

著者等紹介

成田龍一[ナリタリュウイチ]
1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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