朝日選書
天才論―ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣

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  • サイズ B6判/ページ数 140p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599186
  • NDC分類 141.18
  • Cコード C0340

内容説明

レオナルド・ダ・ヴィンチだけではない。天才はみんな万能だ。あらゆる事象に豊かな好奇心を抱き、膨大な情報の思いもよらない組み合わせを見つけ出して、凡人には「ひらめき」としか表現できない発想をする人物を、人は「天才」と呼ぶ。「ひらめき」は単なる突飛な思いつきではなく、世界に対する人並みはずれた深い理解に支えられたものだ。そのような理解に基づいて、天才は、蓄積された知の遺産から、生きることの真髄を導き出し、私たちに示してくれる。天才に憧れる私たちに、天才への道は開かれているのだろうか。

目次

はじめに―レオナルドという謎
1 レオナルドとその時代
2 描く人
3 絵画という発明
4 天才はみんな万能である
5 「見る」ことは「わかる」こと
6 脳は学び依存症
むすび

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組む。2005年『脳と仮想』で小林秀雄賞受賞。2006年1月より、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』キャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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