出版社内容情報
型が違えば動きはもとより、役者の扮装、化粧、舞台装置、登場する人物の人間像までが大きく異なる。歌舞伎評論の泰斗が、120点余の写真と丁寧な解説で、「型」の本質と魅力を紹介。深遠な芸の世界へと誘う。
内容説明
型の芸術といわれる歌舞伎。型が違えば、動きはもとより、役者の扮装、化粧、舞台装置、登場する人物の人間像までが大きく異なる。歌舞伎評論の泰斗が膨大な文献をひもときながら型の違いや変遷を追い、深遠な芸の世界へと誘う。
目次
「千本桜」の知盛
「四の切」の忠信
「組打」の熊谷
「加賀見山」の岩藤
「忠臣蔵」の由良助
「毛谷村」のお園
「車引」の梅王丸
「賀の祝」の桜丸
「先代萩」の仁木弾正
「金閣寺」の雪姫
「夏祭」の団七九郎兵衛
「太十」の光秀
「吃又」の又平
「矢口渡」のお舟
「山の段」の定高
「石切」の梶原
「袖萩祭文」の袖萩
「封印切」の忠兵衛
「菊畑」の虎蔵
「一条大蔵譚」の大蔵卿
著者等紹介
渡辺保[ワタナベタモツ]
1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝演劇部企画室を経て、演劇評論家に。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『忠臣蔵 もう一つの歴史感覚』で平林たい子文学賞、また同書と『俳優の運命』で河竹賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『黙阿弥の明治維新』で読売文学賞を受賞。2013年には『明治演劇史』で再び河竹賞を受賞した。2000年に紫綬褒章を、2009年には旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 思想としての日本近代建築