内容説明
世界最古の長編小説『源氏物語』。華やかな恋、深い苦悩、運命にもてあそばれる人々、人の世の歓びと哀しみに充ちた長大な物語が的確なあらすじでわかります。よりすぐった名場面を生き生きとした現代語訳で楽しめます。加えて、王朝物語を楽しむために必須の、有職と登場人物の解説を掲げました。国宝源氏物語の全場面解説を含む豊富な図版とともに、『源氏物語』の雅な世界を探訪してください。
目次
第１部 源氏物語のあらすじ（桐壺；帚木；空蝉 ほか）
第２部 現代語で読む源氏物語の名場面二十六（桐壺帝と桐壺の更衣との間に、光源氏が誕生する。（桐壺）
光源氏、母に似ているという藤壺を慕う。（桐壺）
夕顔とともに廃院を訪れた光源氏の夢に、物の気が現れる。（夕顔） ほか）
第３部 源氏物語を読むための十五章（平安京；大内裏・内裏；清涼殿 ほか）
第４部 源氏物語主要登場人物
第５部 国宝源氏物語絵巻解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠野
6
これ単体で読むものというよりは、源氏物語を読む時に脇に置いておく本という感じ。簡単なレポート程度ならこれ一冊で書けると思う。2011/01/19
てる坊
1
名場面集は研究会でも紹介されて味があります。あらすじもこれ1冊で内容をつかめます。 2014/12/21
竹田拓郎
0
本編を読みながら読む事をおすすめする。2015/03/26
