21世紀の暫定名著

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062202909
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

知の最前線で活躍する第一人者たちが選び出した現代の名著とは?激動の時代を生き抜くための新たな道標となる「真の名著」はこれだ!●わたしが選ぶ21世紀の暫定名著3冊
内田樹、佐藤優、上野千鶴子、松岡正剛、小川洋子、荻上チキ、栗原康、茂木健一郎、堀江敏幸、中島岳志、白井聡、鴻巣友季子……各界注目の識者が選ぶ名著3冊

●激闘座談会! 新しい時代の名著はこれだ!
【一般書篇】
池田清彦、松原隆一郎、大澤真幸、斎藤環、大澤信亮
【日本文芸篇】
清水良典、松浦寿輝、富岡幸一郎、佐々木敦、佐藤康智
【海外文芸篇】
沼野恭子、野崎歓、小野正嗣、藤井光、辛島デイヴィッド

●わたしが選ぶ名著3冊
内田樹、佐藤優、上野千鶴子、松岡正剛、小川洋子、荻上チキ、栗原康、茂木健一郎、堀江敏幸、中島岳志、白井聡、鴻巣友季子
●激闘座談会!
【一般書篇】池田清彦、松原隆一郎、大澤真幸、斎藤環、大澤信亮
【日本文芸篇】清水良典、松浦寿輝、富岡幸一郎、佐々木敦、佐藤康智
【海外文芸篇】沼野恭子、野崎歓、小野正嗣、藤井光、辛島デイヴィッド


大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他

佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他

内田 樹[ウチダ タツル]
著・文・その他

松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他

上野 千鶴子[ウエノ チヅコ]
著・文・その他

荻上 チキ[オギウエ チキ]
著・文・その他

群像編集部[グンゾウヘンシュウブ]
編集

池田 清彦[イケダ キヨヒコ]
著・文・その他

松原 隆一郎[マツバラ リュウイチロウ]
著・文・その他

斎藤 環[サイトウ タマキ]
著・文・その他

大澤 信亮[オオサワ ノブアキ]
著・文・その他

中島 岳志[ナカジマ タケシ]
著・文・その他

白井 聡[シライ サトシ]
著・文・その他

栗原 康[クリハラ ヤスシ]
著・文・その他

清水 良典[シミズ ヨシノリ]
著・文・その他

松浦 寿輝[マツウラ ヒサキ]
著・文・その他

富岡 幸一郎[トミオカ コウイチロウ]
著・文・その他

佐々木 敦[ササキ アツシ]
著・文・その他

佐藤 康智[サトウ ヤストモ]
著・文・その他

茂木 健一郎[モギ ケンイチロウ]
著・文・その他

内容説明

100年後も輝き続ける真の名著はこれだ!知の最前線で活躍する第一人者たちが選び出した、激動の21世紀を生き抜くための新しい道標!

目次

わたしが選ぶ名著3冊(内田樹―100年後にも読まれていて欲しい3冊;松岡正剛―「見えなくなった知」を再発見する3冊;佐藤優―イスラム教問題の原因を知る3冊;上野千鶴子―後世の歴史家が事件として記憶する3冊)
「座談会」一般書篇
わたしが選ぶ名著3冊(中島岳志―ポスト近代を指し示す3冊;白井聡―グローバル化とナショナリズム、その先にある3冊;荻上チキ―生きづらさを可視化し、差別と闘うための3冊;栗原康―くたばれグーグル、の3冊)
「座談会」日本文芸篇
わたしが選ぶ名著3冊(茂木健一郎―人類の刹那主義を補正する3冊;小川洋子―「文学とは何か?」を問いかける3冊;堀江敏幸―二十一世紀末になお熱を失わない3冊;鴻巣友季子―翻訳をめぐる最重要の3冊)
「座談会」海外文芸篇

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

42
『そう考えると専門主義というのはやはり行き詰まりを呈しているりとりあえず博士号を取れと急かされて専門だけを追求していくから、STAP細胞みたいな事件が起きるんじゃないか。』P74 『専門主義』とは要するに「学問のための学問」です。 「学問のための学問」が人間を腐敗させていくわけで その弊害を取り除くためには教養主義への回帰が必要なのではないでしょうか。まあ、日本において教養主義が声高に唱えられている時代というのは国家が発展していく時期と重っているのですね。やはりそういう意味で垣根を越えた読書は欠かせません2023/03/10

gtn

15
各識者が現段階一番興味に適う著書を気ままに推奨している。21世紀が始まってまだ20年に満たず、現時点で今世紀の名著は決められないということだけは分かった。2019/07/26

かんがく

10
読書の幅を広げたくて流し読み。知識人と呼ばれるような人達が、ここ15年の本で後世にも残り続けるであろう作品をセレクト。主に「一般書編」「日本文芸編」「海外文芸編」の3つの対談からなる。21世紀においてはやはり、冷戦集結後の二項対立の終わり、911、ITの発展、リーマンショック、日本においては311などが大きな要素となっているようだ。読みたい本がたくさん増えた。2018/06/09

二階堂聖

5
「名著」とはなんぞやを定義しておかないと何でこの本選ぶの!って絶対に言われるのはわかりきっているので、この雑誌の特集に参加した著名人の人たちかっこいいなと思った。ただ、読みたくなる本がそんなに増えないのは、各々が取り上げている本に対する熱を語るには文字数が少なかったからかなという印象。『まだ十六年しか経っていないのに、「21世紀の名著」とは気が早い。(上野千鶴子P19)』2017/11/20

猿田康二

4
松岡正剛千夜千冊1637夜で本書の事が書かれているのがきっかけで一読する。本書の元となる座談会が企画されたのが2015年から2016年初頭なので、そこで21世紀の名著を決めるのはいささか無謀でもあるが、将来の古典となる候補選びとしては面白い企画だし、名だたる書評家が一堂に集まり15年間で刊行された書籍から読むべき本を選んでいただいているのは誠にありがたい。この本に紹介された事で、内田樹氏の「日本辺境論」を読むきっかけができた。ただし、読みたい本が更に増殖してしまい、順番待ちの積読本がますます増えていく。2018/10/06

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