出版社内容情報
20万部突破のシリーズ第3弾
もうすぐ中国が頭を下げてくる!!
膨大な海底資源と「都市鉱山」で超高度成長! 主要レアメタルは埋蔵量比で世界上位を独占!!
都市鉱山を「資源」とした場合、日本にはどれほどの鉱物資源が埋まっているのか。「日本の金、銀の資源量は世界第一位」となるのだ。独立行政法人物質・材料研究機構の調べによると、地下資源としての金の世界埋蔵量は四万二〇〇〇トン。これに対し、日本の都市鉱山としての金の蓄積量は六八〇〇トン。世界の埋蔵量に対する我が国の金の都市鉱山比率は一六・一九パーセントとなり、その量を埋蔵量国別順位で見ると世界第一位に値する。また金だけではなく、銀の日本における都市鉱山の蓄積量は同じく世界第一位。加えて、アンチモン、インジウム、あるいはプラチナなどの白金族といったレアメタルも、日本は世界有数の資源国に匹敵する蓄積量を有するのである。
●アンチモンは埋蔵量比で世界4位
●タンタルはカナダを抜き世界3位
●膨大なレアアースを含む海底鉱床
●「都市鉱石」と呼ばれる粉
●埃をかぶった家電が日本を救う
●「原子炉錬金術」が実現する日
●燃料電池の核となる鉱物も大量に
●市場を席巻する日本の蓄電池技術
●次世代自動車はレアメタルの塊
●新技術を前にかすむ中国の戦略
平沼 光[ヒラヌマ ヒカル]
著・文・その他
内容説明
膨大な海底資源と「都市鉱山」で超高度成長。主要レアメタルは埋蔵量比で世界上位を独占。
目次
はじめに 日本を「黄金の国」に導く三つの資源
第1章 新時代の核心的技術を手にした日本
第2章 激化する金属資源争奪戦争
第3章 廃棄物が膨大な資源となる近未来
第4章 世界最大級の資源を誇る日本の海
第5章 無限の資源「日本の英知」
第6章 金属資源が招く超・高度成長
あとがきに代えて 「資源エネルギーと日本の外交」研究プロジェクトについて(東京財団理事長・加藤秀樹)
著者等紹介
平沼光[ヒラヌマヒカル]
1966年、東京都に生まれる。東京財団研究員・政策プロデューサー。1990年、明治大学経営学部卒業後、日産自動車株式会社入社、繊維機械事業部・海外営業部にて海外営業を担当。2000年に東京財団入団、政策研究部にて外交・安全保障、資源エネルギー分野のプロジェクトを担当。専門分野は資源エネルギー外交。NHK「クローズアップ現代」などのテレビ番組でコメンテーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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