こころライブラリーイラスト版<br> 大人のアスペルガー症候群

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こころライブラリーイラスト版
大人のアスペルガー症候群

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062789561
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C2311

出版社内容情報

aひと目でわかるイラスト図解
《講談社 こころライブラリーイラスト版》

【うまく生きられないのは、障害があるため?】

社会に出てからアスペルガー症候群で苦しんでいる人は多い。
本人は仕事ができず、友だちが作れずに悩んでいる。
障害のもつ特性が、どう心に影響するかを徹底解説

自分では一生懸命がんばっているつもりなのに、
上司や同僚から「仕事ができない」「常識や礼儀が身についていない」と
批判されるのが、アスペルガー症候群の人に多い悩みです。
よい人間関係が構築できず、職場を転々として、
じょじょに自信を失っていってしまいます。 (第3章より)

【本書のおもな内容】

《第1章 なぜうまく生きられないのか》
●アスペルガー症候群/ よくも悪くも目立つ、三つの特性
●行動特徴/ 社会性がなく、失礼な言動をする
●どう考えるべきか/ こころの病気ではなく、脳機能のかたより

《第2章 人にあわせられない疎外感》
●付き合いの悩み/ 友達のつくり方がわからない
●子ども時代は……/ 少数の友達とだけ、仲がよかった
●どう考えるべきか/ 付き合いの幅を無理に広げない
●column 友人に頼みたいこと/ 悪意がないことを知ってもらう

《第3章 職場に定着できない無力感》
●仕事への無力感/ 指示されないと、自分からは動けない
●学生時代は……/ 天才肌で、得意科目に自信があった
●どう考えるべきか/ 指示があれば、期待に応えて働ける
●column 同僚に頼みたいこと/ 独特の行動への理解を求める

《第4章 誤解と非難がもたらす劣等感》
●誤解/ 家族が障害を認めないことに苦しむ
●二次障害/ 非難され続けて、劣等感や絶望を抱く
●どう考えるべきか/ 二次障害は対応次第で防げること
●家族に頼みたいこと/ 障害にいっしょにとりくんでいく

《第5章 支援を受けると、生活が安定する》
●生活支援/ 療育手帳や福祉手帳は取得できるのか
●就労支援/ 支援センターを利用して適職をみつける

まえがき
友達ができない、仕事ができない――その原因がアスペルガー症候群?
《1.なぜうまく生きられないのか》
【アスペルガー症候群】 よくも悪くも目立つ、三つの特性 【行動特徴】 会話ができているようで、できていない/ 社会性がなく、失礼な言動をする/ 想像力に乏しく、応用がきかない 【どう考えるべきか】 こころの病気ではなく、脳機能のかたより/ 困難を放置すると、こころの問題に
《2.人にあわせられない疎外感》
【付き合いの悩み】 友達のつくり方がわからない/ 誘いをうまく断れず、険悪になる/ 真剣なのに、恋愛が長続きしない 【どう考えるべきか】 付き合いの幅を無理に広げない/ 嘘をつけない素直さを大切に 【集団での孤立感】 人と同じようにできず、悩んでいる/ 余計なことを言って、浮いた存在に/ 興味のないイベントは楽しめない 【どう考えるべきか】 ルールやマナーをマニュアルで学ぶ/ ひとりで動ける行動力をいかす   
【子ども時代は】 少数の友達とだけ、仲がよかった/ いじめにあい、人間関係に悩んだ
《3.職場に定着できない無力感》
【仕事への無力感】 指示されないと、自分からは動けない/ 「努力がたりない」と言われてつらい/ 融通がきかず、ひんしゅくをかう 【どう考えるべきか】 指示があれば、期待に応えて働ける/ 規則正しい行動を仕事につなげる 【会話の戸惑い】 人と対面する仕事は強いストレスに/ お詫びやお礼がすぐに言えない/ 電話の相手が怒ったわけがわからない 【どう考えるべきか】 失言をおそれず、正直にたずねる/ 常識にとらわれない発想を力に
【学生時代は】 天才肌で、得意科目に自信があった/ 言葉づかいの悪さをよく注意された
《4.誤解と非難がもたらす劣等感》
【誤解】 家族が障害を認めないことに苦しむ 【二次障害】 非難され続けて、劣等感や絶望を抱く 【どう考えるべきか】 二次障害は対応次第で防げること 【家族に頼みたいこと】 障害にいっしょにとりくんでいく
《5.支援を受けると、生活が安定する》
【生活支援】 療育手帳や福祉手帳は取得できるのか 【就労支援】 支援センターを利用して適職をみつける


佐々木 正美[ササキ マサミ]
監修

梅永 雄二[ウメナガ ユウジ]
監修

内容説明

友だちができない…、仕事をうまくこなせない、一生懸命やっているのに生きづらいのはなぜ?あなたの身近に存在するアスペルガー症候群を正しく理解し、向き合おう。

目次

1 なぜうまく生きられないのか(アスペルガー症候群―よくも悪くも目立つ、三つの特性;行動特徴―会話ができているようで、できていない ほか)
2 人にあわせられない疎外感(付き合いの悩み―友達のつくり方がわからない;付き合いの悩み―誘いをうまく断れず、険悪になる ほか)
3 職場に定着できない無力感(仕事への無力感―指示されないと、自分からは動けない;仕事への無力感―「努力がたりない」と言われてつらい ほか)
4 誤解と非難がもたらす劣等感(誤解―家族が障害を認めないことに苦しむ;誤解―「態度が悪い」「変わり者」だと思われる ほか)
5 支援を受けると、生活が安定する(生活支援―アスペルガー症候群を理解してもらう;生活支援―療育手帳や福祉手帳は取得できるのか ほか)

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
1935年、群馬県生まれ。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどをへて、現職。専門は児童青年精神医学

梅永雄二[ウメナガユウジ]
1955年、福岡県生まれ。宇都宮大学教育学部特別支援教育専攻教授、教育学博士、臨床心理士。慶応大学文学部を卒業後、筑波大学、障害者総合職業センターなどをへて、現職。専門は発達障害者の就労支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

96
大人向けのアスペルガーの本。とは言っても、図説つきなのでわかりやすいです。当事者として、当てはまることばかりなので、どのように対応していったらいいのかを学ぶことができました。この本を手掛かりに、少しずつ前に歩めればいいなと思います。無理して普通の人と同じようにしようとせず、自分のペースでまわりと関わることを心がけたいものです。2016/10/20

みゃーこ

69
自閉症療育のさかんなアメリカのノースカロライナ州では療育プログラム「TEACCH」を受けた自閉症者に、非行や引きこもりなどの二次障害を起こした人は一人もいない。二次障害により支障がでるのは周囲の無理解によるものということができる。「困り感」はむしろ社会の側に(現状の日本では)「障害」があるようだ。アスペルガーという名称を個人の個性に与えることに抵抗があるが、研究成果や周囲の理解の大切さを知るにつけ考えさせられる面もある一冊。2013/11/02

風眠

60
人間にはさまざまな性格、個性、短所、長所などがあるように、この本で解説されているような事例が全てではないと、私は実感している。とてもとても大切な人が、あれ?発達障害っぽい?と、何となく感じてから数年が経った。若い頃は、いろいろな事でカバーできていたものが、年を重ねるにつれ、体力や集中力などが衰えてきて、その特徴をカバーしきれなくなってきた結果、もともとあった特徴自体は変わっていないのに、悪化したように感じてしまう。大切な人を責めたくない、苦しい思いをしたくない。だから読んだ。自分を納得させるために読んだ。2018/04/18

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

40
アスペルガー症候群を抱えたおとなの特徴と、周囲のサポートのあり方が、イラストもふんだんに使ってやさしく説明されており、ざっくりとつかむうえで参考になった。子どもの事例を取り上げた類書が多いなか、おとなの事例を中心に説明する本書は、成人である知り合いの言動に発達障害の傾向を感じて手に取った自分としては何よりありがたい。具体的な支援はケース・バイ・ケースで大変さもあるだろうが、少なくとも周囲の不理解と誤った対応のために二次障害に苦しむ人を出さないために、とっかかりとして本書が多くの人の目に留まればと思う。2012/06/06

kinkin

34
この生きづらい時代。アスペルガー症候群は外見上ほとんど健常者と判断出来ない。そのために社会では誤解されたり物わかりの悪い人間と思われることが多いという。この本を読んで自分の子供に対して今まで理解してやれなかったことを反省することができた。これからのことも一緒に考えていきたいと思う。2014/05/01

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