出版社内容情報
日本初の女性報道写真家は只今100歳、まだまだ現役。波瀾万丈の人生を辿るエッセイ。
1939(昭和14)年、「女性だけが撮れる写真が必ずある」という写真協会創設者の言葉に背中を押され、新たな一歩を踏み出したのは24歳のとき。ドイツ製高級カメラのライカを購入し、スーツ姿にハイヒールの出で立ちで脚立を抱え奔走する日々。戦争を通して歴史的瞬間にも立ち会った──日本初の女性報道写真家がレンズに収めた人々との貴重な秘話、波瀾万丈の100年を辿るエッセイ。
内容説明
1939(昭和14)年、「女性だけが撮れる写真が必ずある」という写真協会創設者の言葉に背中を押され、新たな一歩を踏み出したのは24歳のとき。ドイツ製高級カメラのライカを購入し、スーツ姿にハイヒールの出で立ちで脚立を抱え奔走する日々。戦争を通して歴史的瞬間にも立ち会った―日本初の女性報道写真家がレンズに収めた人々との貴重な秘話と、波瀾万丈の100年を辿るエッセイ。
目次
戦前へズーミング(報道写真家への誘い;写真協会の喧噪と活気;無我夢中の大胆行動;突然の休職と母の死;再び写真協会へ ほか)
戦後のスナップショット(新聞記者一年生;総合病院のカルテ;復員服の魔法使い;新円切り替えを機に;女性だけの新聞誕生 ほか)
著者等紹介
笹本恒子[ササモトツネコ]
1914(大正3)年東京生れ。日本初の女性報道写真家。’40(昭和15)年、財団法人写真協会に正式に入社、報道写真の道に入る。戦後、千葉新聞の記者を経てフリーとなり、激動の昭和に生きる人々の取材を続ける。’50年、日本写真家協会創立時に会員となる。その後、現場を離れるも71歳で開いた写真展で完全復帰。2011(平成23)年吉川英治文化賞、日本写真協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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